ご紹介したように家庭でゴミを処分するとなれば、「お金」も「時間」も必要ですので、
ゴミ屋敷の掃除や大量の不要品を個人で処分するのはかなり大変です。そこでおすすめするのが不用品回収業者です。
不要品回収業者は様々なゴミ処分業者やリサイクル業者と提携しているため、個人で処分するのに困るゴミでも引き取ってくれます。しかもトラックでの回収も可能であるため、ソファやベッドなどの大型家具や大量の処分品があっても、一度の依頼でほぼ全てのゴミを引き取ってもらえます。
さらに処分にかかる費用は「パック料金」になっているため、後から高額な請求になる心配もありません。
あらかじめ予算を立てやすいメリットがありますね。
また、「住まいる隊」では回収した不要品の中からお金になりそうなものがございましたら、
現金に換金することもできます。
場合によっては費用のほとんどをまかなえたり、プラスになるなんてことも十分考えられます!
では次に、業者が受ける代表的な3つの依頼パターンについてそれぞれ詳しく見ていきましょう。
1.【ゴミ屋敷清掃】を自分で行うとかなり根気が必要!しかし業者だと1日で終わる!
ゴミ屋敷を脱出するには、かなりの時間と労力が必要です。
もしも自分で行うとなれば、できるものからどんどん片付けて勢いをつけることが肝心。
・チラシ類などの燃やせるゴミ
・ビニールやプラスチックゴミ
・段ボール箱
このように、まずは一般的な家庭ゴミとして捨てられるものから片付けていきましょう。家庭ゴミは決まった曜日に必ず回収してくれるため、迷うことなく処分することができます。
また、段ボール箱はスーパーなどで無料で回収してくれるところも多いため、折りたたんでまとめて処分してしまいましょう。
段ボールさえ処分できれば、かなりのスペースを確保できますので、後の作業効率も上がります。
まずは簡単に捨てられるものをどんどん捨てて、モチベーションを維持することが大事ですね。
ある程度ゴミが片付いてきたら、廊下や階段などの通路を確保して大物のゴミも運び出せるようにしましょう。通路の確保さえできれば、片付けの順番もコントロールできるため、さらに効率が上がります。
自分でやるとかなりの長期戦に!
ゴミ屋敷の清掃は規模によるものの、自分でやるとなれば数日から数週間かかるなんてことも珍しくありません。
自分ですると、
・作業ができる時間
・体力
・モチベーション
といった条件によって変わりますし、一人でやるには限度もあるため、思うように進まない方が多いでしょう。
もちろん仲間を集めて一気にできればいいのですが、トラックの手配や人件費も必要となります。そのため、どうしても自分だけでゴミ屋敷の処分をしなければいけない時は、無理に期間を決めない方が良いでしょう。
ゴミ屋敷の清掃は必要な時間を算出するのが難しく、時間の設定を間違えて締め切りのプレッシャーをかけてしまうと、反対に作業効率がかなり低下します。
業者に任せると数時間~1日の間で終わる!
ゴミ屋敷の清掃を業者に任せてしまえば、数時間~1日で終わり、数日かかるケースはほとんどありません。
もちろん事前の査定を合わせれば、2日ほどかかることもありますが、「2階建の一軒家全てにゴミが埋まっている」ほどの規模でなければ1日で済ませられるでしょう。
また、基本的にはパック料金でどのようなゴミでも回収してくれるため、後から追加料金がかかることもありません。自分でゴミ処分する方が費用がかかることの方が多いでしょう。
2.【遺品整理】を自分でするときはトラブルにならないように注意する必要がある
亡くなった人が生前に所持していたものを整理し、お部屋を綺麗にする目的である遺品整理は、仏壇や写真、手紙や人形など個人の思い入れが強いものも出てくるため、遺族が一つ一つ適切に処理する必要があります。
しかし遺品整理では、
・必要なものを処分してしまうトラブル
・不法投棄によるトラブル
・金品の盗難に関するトラブル
といった様々なトラブルに発展するケースも少なくありません。
必要なものを処分してしまうトラブル
遺品整理についての知識がないまま整理を始めてしまうと、間違って必要なものまで処分してしまうリスクもあります。
亡くなってしまった人のお家には、土地や建物の権利書や銀行の通帳など、様々なものが残っています。
これらを間違って処分してしまうと、2度と元には戻りません。残された財産が失われる可能性も十分考えられます。
また、アパートやマンションなどの賃貸物件で注意しなければいけないのは、物件に備え付けられていた家具や家電製品を間違って処分してしまうことです。
もちろん所有者は賃貸物件の管理者ということですので、間違って処分してしまった時は、再度購入するための金額が請求されるでしょう。
不法投棄によるトラブル
遺品整理は部屋の中に残っているものを全て片付けなければいけませんので、様々な種類のゴミが出てきます。
ものによっては処分にお金がかかることもあるため。親族によっては「お金を払いたくない」という理由で山林に不法投棄する人もいます。
もちろん不法投棄は犯罪ですので、見つかった場合は警察に通報され、事情徴収を受けることもあるでしょう。また、山林の近隣住民にも見つかればもめごとにもつながります。
金品の盗難に関するトラブル
遺品整理はたくさんの親族がおこなうこともあります。もちろん遺品整理は人手が多い方が良いのですが、万が一正しい判断ができない親族がいると、現金や買取に出せるものが見つかっても、そのまま盗難される危険もあります。
金品のトラブルは今後の関係を壊してしまう可能性があります。
そのため必ず遺品整理をする前に親族全員が集まり、一緒に室内を点検することをおすすめします。
あらかじめ現金や買取可能なものを回収し、一旦別のところに保管しても良いでしょう。
遺品整理は場合によって特殊清掃が必要になる
もしも故人が孤独死してしまった場合は、通常の遺品整理とは違い、特殊清掃が必要になります。
通常ご遺体は2~3日ほどで腐敗が進み、体から体液や血液が流れ出るため、現場は想像を絶するほどの強い匂いを発生します。
衛生的にも問題があるため、防護服を着用しなければ現場内に立ち寄らない方がいいでしょう。
また、親族の孤独死の現場に立ち寄るのは精神的衛生上好ましくもありません。あまりにもショッキングな体験となり、体調を崩したりうつ病や幻覚症状に苦しめられることもあります。
このような現場では、決して自分で遺品整理を始めようとは思わずに、特殊清掃員にお願いしましょう。
遺品整理はお祓いが必要になるケースもある
遺品整理は場合によってお祓いが必要になるケースも存在します。
基本的には故人が普通に亡くなったのであれば、お祓いの必要はありませんが、自殺や孤独死された時は必要になることが多いようです。
もちろん必ずお祓いが必要ということではありませんが、お祓いには、
・遺族の気持ちの整理
・大谷さんや管理人などの不安を拭う
・その物件を売却や賃貸する上でマイナスとならないようにする
などの理由があります。
自殺や孤独死をされたお部屋は、近隣住民や後の入居者からは不吉に思われてしまいます。
そのため遺族がまったく気にしていなくても、関係者のことを考えると、不安を拭うために実施しておいた方が無難とも考えられます。
もちろんお祓いを神社に依頼するとなればお金も必要ですし、手配の手間もかかります。
このように遺品整理を個人で行うのであれば、これらの手配もスムーズにできなければ、なかなか思うように事を進める事ができないでしょう。
すべてやってくれる業者に任せる方が効率的!
もしも遺品整理で親族同士でゴミ処分に関するトラブルになりそうであれば、
業者に任せることをおすすめします。
遺品整理も取り扱う業者であれば、1品1品確認しながら丁寧に作業を進めてくれるのでかなり安心。大切な遺品が見つかっても逃さず回収してくれます。
特に遺品の数が多いほど、
個人の判断では解決できない問題も出てくると思いますが、遺品に関してのプロフェッショナルが回収すれば、無用なトラブルも避けることができるでしょう。
さらに必要であれば供養やお祓いの手配まで行ってくれる業者もありますので、一度相談してみましょう。
3.【不用品の処分】も自分でやるとかなり大掛かりのため現実的ではない
一般的に不用品を捨てる時は、「粗大ゴミ」として処分するケースが考えられますが、タンスや大型家電などを処分しようと思うと、運び出すための車の手配や、ゴミの処分費用が高額になったりと、手間もお金も必要となります。
また、オフィスで不要になった椅子やデスクなどは大量に出てくることもあり、いちいち解体して処分場に持っていくにもかなりの労力が必要となります。
最近ではヤフオクやメリカリなどのフリマアプリを使って個人間で売買することもできますが、大量の不要品をいちいち写真を撮って出品するのもかなり面倒。
そんな時こそ業者に任せてみてはいかがでしょうか?
業者に頼めばお金に変わることだってある
不用品の回収は、しっかりした販売ルートを持っている業者が多く、個人では不用品にしかならないものでも、お金に変わることだってあります。
また、その場で現金買取してくれるため、回収費用から差し引くことだって可能です。場合によっては買取り額の方が高く付くことも考えられます。
さらに業者に頼めば、数時間のうちに処理できるため、仕事が終わって少しの空き時間の間にお願いすることだって可能です。